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初めに
なかなか覚えられないのが、人名と理論のセットではないでしょうか
かくいう自分も理論の中身は覚えてきたものの、誰の理論かはまだ覚えられておりません
今回は“福祉サービスの組織と経営”の科目から、モチベーション理論についてまとめたいと思います
内容理論
内容理論とは、人を動機づけるものは何か、またはモチベーションを生み出すものとは何かに焦点をあてる理論です
マズロー
欲求5段階
自己実現欲求が満たされるとモチベーションは向上するとした、欲求5段階説を提唱しました
生理欲求、安心安全欲求、所属欲求、あと何だっけ…?
いいねボタンを押してくれたら分かるかも…?(承認欲求)
マグレガー
マグレガーはマズローの欲求五段階説に影響を受けました
そして2つのモデル(X理論、Y理論)を示し、両者に合ったモチベーションの上げ方を示しています
X理論(怠け者)
X理論とは、
人間は元来怠け者で、強制されたり命令されなければ仕事をしないため、命令や強制、賞罰で管理するマネジメント手法
社会福祉士国家試験 わかる!受かる!合格テキスト(中央法規出版)
であり、人間は元来怠け者であることを前提にした理論であり、生活水準が向上している現代では適合しないことが特徴です
Y理論
Y理論とは、
人間は自己実現のため自ら進んで仕事に取り組み、目標を設定・達成しようとする
とした理論であり、管理者は従業員の意欲を高める職場環境を整える必要があるとされています
人間は本来怠け者!?
それでも命令や強制はX!(X理論)
ハーズバーグ
二要素理論
仕事の満足に繋がる要因と不満足に繋がる要因は異なるとした二要因理論を提唱しました
また職務に対する不満は、意欲要因を改善することによって改善されるとしました
- 満足要因(動機づけ要因)とは、意欲要因である達成や承認、昇進などのこと
- 不満足促進要因(衛生要因)とは、衛生要因である労働条件や環境のこと
2段ハンバーグは満足!!
でもお店の衛生面は不満足…
マクレランド
欲求理論
欲求理論とは、
達成欲求を持つ者には適度なリスクのある仕事を振り分けると、高い業績に繋がる
とした理論です
また欲求には、
- 達成動機(報酬よりも、それを成し遂げたいという欲求)
- 権力動機(他者に影響力を与えたいという欲求)
- 親和動機(友好な人間関係を築きたいという欲求)
- 回避動機(困難な状況から回避したいという欲求)
があるとしました
リスクのある仕事を与えられたのはまぐれ(マクレランド)でした
高い業績に繋がったのは、私の達成欲求が強いからですかね(ドヤッ
過程理論
過程理論とは、どのような過程で動機づけられるか、またその関連性にも焦点をあてる理論です
ブルーム
期待理論
ブルームは「どこまでやれば良いかの限界値が明確で、どうするのかの戦略が明確であり、達成した目標の成果が魅力的である」なら、
人間の行動は、その目標に向かうよう動機づけられるとした期待理論を提唱しました
限界を感じて気分はブルー(ブルーム)
でも期待されているから、まずは戦略を明確にしよう!
ロック
目標設定理論
目標設定理論とは、情動的刺激より高い目標設定を与えることで、高い意欲が生み出されるとした理論です
ロックで武道館に行きたいか!
まず目標を設定する、私には理論があるのさ!
デシ
内発的動機づけ理論
内発的動機づけ理論では、モチベーションは内発的な要因によるものとしました
外発的要因(金銭報酬、賞賛等)を高めた場合、内発的要因(仕事のやりがい、達成感等)は低下する可能性があるとしました
また、パズル実験では外発的要因を高めた場合、内発的な要因が低下する恐れがあるという結果も出ました
頑張らなくても褒められる(外発的要因)のであれば、
仕事のやりがいは低下(内発的要因)するのでし(デシ)ょうか?
まとめ
自分でも覚えやすいようにまとめてみました
人間の記録は短期記憶と長期記憶があり、長期記憶にしていくためには繰り返すことが必要とのことです
何度も短期記憶で覚えることで、脳はこの記憶は重要だと認識し長期記憶になるそうです
試験勉強等で諦めたくなることは何度かありますが、まずは1つずつ覚えていきたいと思います
それでは読んでいただき、ありがとうございました
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