体調不良により、会社を辞める際、何も対策せずに辞めてしまうのはもったいない。
知らない間にもらえるはずのお金がもらえなかった、となっては後悔してしまいます。
少ない金額になると思うかもしれませんが、お金だけの話ではありません。
休養できる時間、払うべき税金の減少、休養時の生活費、医療費の削減等々、できることは多いです。
- 健康保険の申請時の注意点
- 雇用保険の失業給付
- 自立支援医療の申請
今回は自分が実際に利用した社会保障を書いていこうと思います。
健康保険の申請時の注意点
会社で働いていた方は、健康保険を国民健康保険に変える必要があります。
その際に大切なのは、体調不良で会社を辞めた旨を伝えることです。
言いづらいという弊害があるかもしれませんが、そこさえクリアできれば、毎月の健康保険の支払いを減らせることができます。
逆に言えば、言わなければその分多く支払わなければならなくなるのです。
伝えるだけで支払額を減らせるかもしれないので、伝えてみる意味はあるかと思います。
雇用保険の失業給付
雇用保険の失業保険を利用するには、最寄りのハローワークに行く必要があります。
雇用保険の失業保険は基本的に3ヶ月のみですが、体調不良で仕事を辞めた際等の旨を伝えると、受給期間が大幅に延びます。個人差があるかもしれませんが自分の場合は、4月から翌年の1,2月あたりまで受給できました。
その間に、休養休息の時間をとることができ、体調も一年ほど前と比べると断然良くなりました。
もちろん、失業給付を受けるためには色々な条件もあるので、よく分からない方はハロワに行って相談すると良いかもしれません。
自立支援医療の申請
休養が必要なほどの体調不良となると、風邪のように簡単には治らない病気になるのでしょう。1回の通院は安価かもしれないですが、それが毎月になると支出が多くなるのではないでしょうか。
同じ病院に半年以上通院しているという方がいらっしゃったら、自立支援医療がおすすめです。
“自立支援医療”という言葉に聞き覚えがない方もいるかと思うので簡単に説明します。
自立支援医療とは、障がいのある方の症状の軽減のために、支払額を減らしますよー。と言った制度です。
メリットはこのような感じです。
- 医療費が1割負担になる。
- 月の自己負担上限があり、それ以上になった際のお金は払わなくても良くなる。
しかし、これもまた自分で申告しなければ使えない制度なのです。
つまり、なにもしていない、それだけで損をしてしまうと言うことは大いにあり得ると言うことです。
また、これも条件が満たされていないと申請ができないため、個人的には、同じ病院に通院し始めて半年以上が経過し、今後も通院の必要があるといった方。病院の先生に利用の相談をしてみると良いかと思います。
以上が実際に自身が利用した社会保障になります。
これ以外にも、退職する前に利用できるものもありますが、それについては結局利用する前に退職してしまったため、伏せておきます。
社会保障、日本は充実しているそうなので、個人的に勉強してみてもいいかもしれません。
知っておくだけで、こんなに良いことがあるのですから。
コメント