図解モチベーション大百科を読んでみて【前半】

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画像:PixabayColin Behrens

仕事にしかり勉強にしかり、モチベーションが上がらない時ややる気が出ないことは多いです

物事はやっていくうちにモチベーションも上がっていくものかもしれませんが、自分の気力にばかり頼ることもできないので、心理学にも頼ってみようと思いました

というわけで今回は、池田貴将さんの図解モチベーション大百科を読んでみて、個人的に良いと思ったモチベーション方法を書いていきたいと思います

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動機づけ編

目標勾配

ゴールに近づくほどモチベーションが上がるという法則です

1杯無料になるスタンプカードを例に取ると、スタンプが1つも付いていないカードより、2つすでにスタンプが付いていた方がスタンプを埋める人が増えたそうです

この法則を利用して、「まだこんなに遠い」と思うより、「もうここまで進んだ」と感じることが大切です

ゴールを間近に感じさせましょう

消費ゴール(ご褒美)

旅行を計画している期間、旅行に行っている期間は幸福度は上がっていることでしょう

しかし、旅行から帰ってきて2週間が経過すると、最高潮だった幸福度も元に戻るそうです

つまり、ご褒美は人を幸福にしますが、その効果は実行後にはほとんどなくなっているのです

そして、頑張ったから自分にご褒美をしようというのは、幸福度的にはもったいないです

計画しているときも幸福は感じやすいです

より幸福度を感じるためには、2ヶ月先のご褒美を用意しましょう

内発的動機づけ

「テストの点数が良かったらお小遣いをあげる」

「頑張ったからお菓子をあげる」

こういったやりとりは、よく見かけることでしょう

しかし、自主的な行動にご褒美をあたえると、ご褒美がないとしないようになってしまいます

自分が好きでやっていることは、ご褒美がなくても自主的にやりますよね

モチベーションを上げるためにしたことが、結果的にモチベーションを下げてしまうのです

報酬はできるだけサプライズで与えるようにしましょう

小分け戦略

スマホを長時間しようしてしまう原因は、この法則が関係しています

スマホはワンタッチでできてしまうため、手順が容易なのです

逆に言えば、手順が多いとやりたくなくなります

そのためやりたいことは手順を少なくし、やりたくないことは手順を増やしましょう

ちなみに自分は寝る前にスマホをいじってしまうため、夜は寝る部屋に置かないようにしています

課題の妥当性

噂には気をつけましょう、と昔から言われていますが、これにも理由があります

第三者から自身の噂を聞いた際、その噂の種類は2つ、賞賛か批判かです

賞賛を聞いた際には、噂の発信元である人物に良い感情を持つことでしょう

しかしそれとは逆に、批判を聞いた際は、噂の発信元である人物に不快な感情を持つことでしょう

それだけなら良いのですが、自身が発信した噂は、自分にも返ってくるのが人間の心理です

自身の批判を聞いた人は、発信元の人物に厳しい課題を出し、逆に賞賛を聞いた人はその人物に対して簡単な課題を出す傾向があります

噂は雪だるま式で大きくなっていきます

人を賞賛する噂はしても、批判する噂は控えるようにしましょう

証明型と習得型

他人とは比べず、以前の自分と比べましょう

他人との比較や他の人からの評価をモチベーションの理由づけにすると、初めはモチベーションは上がりますが、急にモチベーションが上がらなくなります

なぜなら、そういったものは自分でコントロールすることができないからです

継続的にモチベーションを保ちたい場合は、他人ではなく昔の自分と比べましょう

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