ストレスに対する無意識な防衛機能(適応機制)

社会福祉について
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反動形成

自分がよくしてしまいがちなのが、この反動形成です

反動形成とは、知られたくない感情と反対の行動をとることによって、本当の感情を見られないようにすることです

例えば、苦手な人に対して過剰に笑顔で接してしまうといったことです

結果、苦手な人から好かれてしまう(愛想が良いと思われる)という悪循環に陥っていまうので、本当にオススメしません

こういったことは無意識にやってしまうので、今ではしないようにと意識しています

また、自分は何でも出来るからと他者からの支援を拒否することも反動形成にあたります

攻撃

攻撃とはその名の通り、妨害となっている人や状況に対して反抗・攻撃することをいいます

不快な人に怒ったりすることは防衛反応でもありますが、会社等の場合は社会的立場が悪くなってしまうため、あまり良い手とはいえません

打ち消し

打ち消しとは、罪悪感等から直前の行動とは逆の行動をすることで不快な感情を取り除こうとする行動をいいます

例えば、他者を非難した後、その他者を絶賛するといったことです

転換

転換とは、不快な感情が身体症状に置き換わることをいいます

例えば、職場での嫌なことをしばらく我慢していたら、吐き気や腹痛といった症状がでることです

ほかた
ほかた

うつ病になる数ヶ月はこのような状態でしたが、心理学でも証明されていることなんですね

まとめ

このようにストレスに対して身体は無意識に防衛・適応しようとしています

そうした結果、状況が改善されるかどうかは別ですが…

福祉の仕事をしていると、思っているよりも自分のことが分かっていない人が多いです

自身の感情の機微にもうすこし意識を向けるべきだと思います

なぜなら自分の感情もよく分かっていない状態なのに、相手の気持ちを理解しようとすることは、土台を無視して家を建てることと同じではないかと思うからです

それではまとめたいと思います

ストレスに対して防衛・適応しようとする機能が身体にあるということを知っているだけでも、人間関係や自身の健康状態は維持または改善させることは出来る

こういった防衛機能があると思っていただけるだけでも幸いです

それでは読んでいただき、ありがとうございました

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