他者からの依存
また依存は物や行動だけでなく、他人にもするものです
初めに上げたように家族や友人、または他者に依存したり依存されたりして生きています
家族からの依存
一番身近な依存となりやすいのは、家族です
人によって家族は良い依存となりますが、虐待やネグレクト(育児放棄)等を受けた人にとってはダメ依存となります
また親のあなたのためという善意が、ダメ依存となることもあります
例えば、
- あなたのためを思って食事に細心の注意を払い、市販の食べ物を禁止し、友達と同じ物(給食・おやつ)を食べることが出来ない
- あなたのためを思って小さな頃から習い事や塾に通わせ、友達と遊ぶ時間もない
これは自分の思いを、子供の意思に関係なく背負わせており、親が子供にダメ依存をしている状態となっています
またダメ依存は親だけでなく、兄弟間でも起こりえます
兄弟や姉妹で片方と比較し、相手をマウントをしたりされたりする場合もあります
友人からの依存
友人は対等な関係でなければ、関係を続けていくことは出来ません
友達のふりをして近づいてくる敵を、フレネミーといいます
こちらが相手のことを友人と思っていても、相手はそう思っていない時もあります
友人関係は、ずっと仲の良い人もいれば、いつの間にか連絡を取らなくなったり、こちらがただ疲弊してしまう場合もあります
人は進学・就職・結婚などで生活環境が変わり、様々なことを経験していきます
そのため考え方や価値観が子供の頃から変わらないという人は少ないのではないかと思います
友人関係は縁があって続くものです
もし相手に付き合うのがつらいのなら、無理に関係を継続させる必要はないのではないでしょうか
他者からの依存
最後に家族でも友人でもない、いわゆる他人からの依存についてです
他人とは今回は、同級生・職場関係・赤の他人のことをいいます
例えば、
- 宿題を写させて欲しいと言う同級生
- 怖い上司に怒られそうなこと(遅刻など)を代わりに言いに行ってほしいという同僚
このような人に搾取されやすいのは、真面目で親切な性格の人です
あまり相手に強く出ることが出来ない、逆に言えば嫌なことを断らない人だと思われ、相手からダメ依存をされているのです
負担を感じないのであればいいのですが、過度に負担に感じる際は相手に悪いなどと思わず、角が立たないよう断ることも大切です
心のよりどころとなる依存とは
適度な依存は、心のよりどころとなります
縁がいつまでもつづくとは限らない
1つのことに執着しすぎないこと
自己判断による多量服薬や乱用、アルコールの過剰摂取、繰り返せば“依存症”になります
まとめ
・良い依存はやる気や活力になり、自分でコントロールできる状態であり、ダメ依存は夢中になっている物に振り回され、辞めるに辞められない状態です
・依存に繋がる刺激に触れたとき、脳の大部分を占める大脳皮脂が理性として働きます
しかし、趣向品の中には理性(大脳皮脂)を麻痺させる作用があるため、理性が麻痺し、依存症とまでいくと摂取量をコントロールできなくなってしまいます
・友人関係は無理に執着する必要はありません
・依存先がダメになってもメンタルを保てるように、良い依存は複数持つといいです
それでは読んでいただき、ありがとうございました
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