コミュニケーション不足によるデメリットとは

社会福祉について

コミュニケーションを行う上で大切なことは、相手との信頼関係を築くことです。

当たり前のことに思えますが、これが完璧な人はいないのではないのでしょうか。仕事を辞める理由の1つにも人間関係の問題が上位にあるくらいですから。

今回は、自身が学生時代や働いている時にそう感じた理由や、コミュニケーションを欠くことでのデメリットを書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

業務の効率性、質の低下

人と関わる仕事の場合で、仮に周りの人と十分な信頼関係を築けていないとしましょう。

その場合、やりとり不足等により相手と考えることにズレが生じる可能性があります。それだけなら良いのですが、情報不足によって誤解を招き、相手方に不信感をあたえてしまう可能性もありえます。

また、他事業所との連携が必要な際に、お互いに不信感や居心地の悪さを感じていれば、当然やりづらいため仕事をする効率が落ち、両者にとっても不利益につながってしまうことでしょう。

メンタルヘルス問題

そして同じような仕事の内容だったとしても、

  • 職員間の空気や人間関係が悪い
  • 悩みがあっても誰にも相談できない状態にある

というような状態のまま仕事を続けていると、人はストレスを抱えるでしょう。

サービス業でのお客さんと店員さん、担当者さんとの信頼関係の構築、相手を一人の人間として慮り、安心して任せてもらえるように説明すること、相手の気持ちにより添い、受容すること。

もちろん、その時々にもよるかとは思いますが、コミュニケーションを行う上で、それが大切になってくることではないでしょうか。

では、どうするべきなのか

今現在、仕事のしづらい環境にある場合、自身の考え方を見直したり、他の方の意見を聞いたり、環境を変えたりといった工夫も必要になるかもしれません。

しかし職場の人間関係や他機関との連携ができていれば、当然その分のストレスを抱えずに済みます。精神的な負担、身体的な負担も少なくなるでしょう。無駄なストレスを抱え込まずにいれば気持ちに余裕ができ、仕事の質や相手に対しても客観的な見方ができる、といった良い循環にもなるでしょう。

ただ人手が不足している業種もあり、その場合は一人ひとりの仕事の量が多くなるため、離職率も高い傾向にあります。

そのような場合はより、人と人とのつながりは大切となってくるでしょう。これは対人援助でも同様です。援助者と利用者の関係性が今ひとつであると、利用者が本当に困っていることや、利用者自身も気づいていないニーズがあったとしても、それに気づくことは難しいのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました