自分は小説も好きですが、同じくらいマンガも好きです
特にマンガは小説に比べ、絵もありすらすら読めるため、時間も取りません
そんなマンガの中から、今回は特にオススメしている、おざわゆきさんの“傘寿まり子”を紹介していきたいと思います
どんなジャンルや内容、読んで感じたこと等の感想を書いていきます
ジャンルは日常系(仮)
ジャンルは個人的には日常系だと思います
しかし、日常というと穏やかなイメージがありますが、それとはまた違う雰囲気もあります
この本では、日常のなかで対処が難しいのではと思うような、様々な問題が生じます。そのため読んでいてハラハラさせられます
おばあちゃんが色々な困難に直面するため、もしかしたらバトルマンガなのかもしれません(冗談です)
主人公は80歳(傘寿)のおばあちゃん
主人公はなんと80歳のおばあちゃんです
80歳といったら、身体的機能は衰え、仕事も落ち着き、老人ホームに行ってる方がいらっしゃったり、通所施設に通っていたりするのではないのでしょうか
天寿を全うされ亡くなられている方もいらっしゃるのでしょう
実際、主人公まり子の友人もそうである描写がありました
このマンガでは、まり子が自身の生き方と向き合い、後退しながらも、周りには理解されづらくても、一歩づつ前に進んでいく
そんなお話です
ありえないようだが、人ごとでもない
このマンガの面白いところは、様々な問題ごとが起きるのですが、それが妙にリアルなのです
なぜかというと、いくつか上げるなら、家のリフォーム問題、高齢者と不動産会社、高齢者の居場所、高齢者とペットの暮らし、シャッター街問題等、もしかしたらどこかでおきてそうな問題ばかりなのです
そういった問題に、まり子はぶつかっていくのですが、諦めそうになったりしつつも頑張っているまり子をみていると、こちらも元気づけられます
まして、まり子は80歳なのですから
そして年齢に関係なく、他の人なら諦めそうなことにも果敢にチャレンジしていくその姿に、自分も頑張ろうと思えます
感想
特に、昔おばあちゃんっこ、おじいちゃんっこだった人に、このマンガはお勧めです
お年寄りにも若い頃があったこと、表情には出さないだけで、色々な葛藤もあること、当たり前のことですが、忘れていることを思い出せることでしょう
最終的にまり子がどういう結末を迎えるかは分かりませんが、今後も読み続けていきたいと思います
最後に、まり子さんの表紙の表情や服装をみることが、楽しみにしていることのひとつです
良かったら読んでみてください
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