図解モチベーション大百科を読んでみて【後半】

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画像:ピート・リンフォース(ピクサベイ)

前半のつづきになります

前回はこちらから読めます↓

図解モチベーション大百科を読んでみて【前半】

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非競争的報酬

他人と競争し、共に高めあうことは時としてモチベーションにつながることでしょう

しかし、他者との競争は過信を生みやすいのです

相手より良い成績を出せた際、なぜその結果を出すことができたのか、人は分析をします

他人との競争にて得られた結果の場合、自身の運や能力に結びつける傾向があります

そのため、逆の結果が出た際にも、「自分には運や能力がなかった」と結びつけてしまうのです

それとは逆に、自分自身との競争にて結果を得られた場合は、自身の努力の結果だと思うのです

運や生まれ持った才能は、自身がどう頑張っても変えることができません

そのため競争する時は、他人とではなく自分自身と競争し、向上心を高めましょう

セレンディピティ

あなたは運が良い方でしょうか、それとも悪い方でしょうか

そう思うこと自体に意味なんてないと思う方もいるかと思いますが、実際はそうではないようです

運が良い悪いと思うのは、その人の解釈次第です

悪い出来事をそのまま受け止めるか、良いことが起こる布石と考えるか、捉え方によって運が悪いかどうかが変わります

運が悪いと思って過ごしていると、悪いことのように見える良いことも見逃しているかも知れません

昔自分は、運は悪い方だと思って過ごしてきました

全部を悪く考えると、すべて運が悪いことにつながるように感じました

自分は運が良いと思って仕事をしてみましょう

理想の自分を思い描くと良いとこちらの本にも書いてありました

参考にどうぞ↓

書籍“「後回し」にしない技術”を読んでみて

行動思考

あなたの周りには、理由ばかりを考えて、行動は起こさない人はいませんか

自分の周りにも趣味が欲しいと言っている人がいましたが、こちらがどれだけ提案しても、趣味を作るための行動は起こさない人でした

仕事でも同じようなことが言えます。誰かがなにか重要なミスを起こしたとしましょう

その時にあなたはどう思いますか

「なぜ、そんなミスが起こってしまったんだ」

「なぜ自分が尻拭いをしなければならないのか」

と理由ばかりを考えてしまわないでしょうか

それは自然なことかも知れませんが、理由ばかりを考えてしまうと行動力は鈍ってしまうのです

理由を考えるよりも、何をするべきかに意識を向けましょう

何をすべきかに意識を向けると具体的な行動を起こしやすくなります

計画の誤り

計画を見積もっても、期日までになかなか終わらないということはありませんか

自分の作業の見積もりは、楽観的になりやすいものです

大学のレポートとかも、思っていたより時間がかかったとか期日を過ぎてしまったとか、そういった話しは何処かで聞きませんか

それは計画は楽観的になりやすい傾向があるからです

そのため、できることは今からやるようにしましょう

ゴールと持久力

筋トレの話をしましょう

「腕立て伏せや腹筋を10回おこないましょう」と運動音痴のあなたが言われたとしましょう

さて、どのくらいできるでしょうか

ほとんどの人が7回くらいと答えるそうです

それでは「腕立て伏せや腹筋を30回おこないましょう」と言われた場合はどうでしょう

ほとんどの人が21回くらいと答えるそうです

上記にあげたのは例えばの話しですが、実験結果にもこのような結果がでているそうです

つまり3分の2くらいで疲れるだろうと、ほとんどの人が思うのです

そのため、10回と言われたら15回やろうと思えばいいのです

実際にやるかは置いておいて、実際より多めにやろうと決めてみましょう

意思決定

情報の偏り

片方の話しだけを聞くと、自分の意見が片方に偏ってしまう傾向にあります

世の中にはいろんな価値観の人がいます。好きな物や嫌いな物、信条や道徳観、皆感じることは違います

片方だけの意見を聞くと、こちらの意見が正しいように感じてしまいます

しかし決めつけることは早計です。決めつけは偏見を生みかねません

他の人の意見も聞き、「こうすべきだ」という考えは捨てましょう

経験の自己と記憶の自己

旅行に行った時苦労したことを乗り越えた時、幸福を持続的に感じやすいのはどちらでしょうか

前者を“経験の自己”、後者を“記憶の自己”というのですが、持続的に幸福を感じやすいのは“記憶の自己”の方なのです

穏やかに暮らすことによって感じる幸福ももちろんあります

しかし振り返ったときにより幸福に感じるのは、苦しかったけど乗り越えられた、という記憶の方なのです

時には大変な方を選ぶのも、幸福を感じるためには必要なことなのです

おとり効果

お得やセールという言葉は、よく目にするかと思います

私たちは、よりお得な方を選びがちです

しかし、それは本当にお得でしょうか

本当に買いたかった物でしょうか

1年契約よりも3年契約のほうがより割引となると聞いたら、使い続けるかという検討をせずに3年契約の方を選んでいませんか

比較対象があると、人は判断基準がコントロールされてしまいます

もし決断を迫られたら、おとり効果の有無を確認し、比較対象をみないで決めましょう

人脈作り

スポットライト効果

人は自分が思っているよりも、相手は自分を注意して見ていないということが多いです

飲み会の席で変なことを言っていないだろうか、今日の服装は変じゃないか、気にしてしまうのはよくあることです

しかし、他人はそれほど自分のことを見ていません

なぜなら他の人も自分がどう見られているか気にしているからです

思い切って、自意識を捨ててみましょう

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