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人によっては歯はただの歯、しかしされど歯です。
単純に食べ物を細かく砕くためにあるにあらず。その価値は計り知れません。
今回は、なぜ歯はそれほどまでに重要か、悪くなってから治すではダメなのか、書いていきたいと思います。
歯周病のリスク
歯周病になると、歯の落脱のリスクが高まります。
まず歯周病とは、歯の周りで歯を支えてくれている歯茎が下がってきてしまうことです。
これの何がいけないかというと、歯を失うリスクが高まるからです。
そして歯周病の怖いところは、一度歯茎が下がってしまうと、元に戻すことができないからです。
そして老若男女すべての方が起こりえる、身近なことです。
歯周病に備えるための堅実で簡単な方法、それは歯医者に行くことです。
虫歯がなくても、定期的なクリーニングを行うことによって、大幅にリスクを低くすることができます。そして、歯医者さんでは歯の適切な磨き方を教えてくれます。
案外、歯をしっかり磨けているつもりでも、口の中に汚れが残っていることがあります。自身の口の中を隅々見ることは、残念ながら物理的に不可能なので、歯のプロフェッショナルに頼ることは合理的といえるのではないでしょうか。
歯がなくなることと、認知機能の関係性
「歯がなくなったのであれば、入れ歯を使えば良いじゃない。」
そう単純なことであればいいのですが、それもまた得策とはいえないでしょう。
なぜなら、歯と脳の機能は関連性があると言われています。
食べ物を歯を使って噛むことで、脳が刺激される。逆をいえば、歯がなくなることで満足に噛めなくなると、噛むことでの刺激が脳にこなくなり、認知機能等に影響が出る恐れがあるのです。
あくまで、こういった記事を見たという話しではあるのですが、人間は適度なストレスが必要で、全くストレスがない状態だと、それもまた退屈なのです。
それと同じようなことだと考えます。
歯は悪くなってから治してはダメなのか
「じゃあ、虫歯になってから歯医者に行ってもいいのでは?わざわざクリーニングするだけのために行けないよ。」
そういった声も聞こえてきそうですが、それもまた、最善とはいえないでしょう。
単純にいうと、治療にかかる費用が違います。
虫歯となれば、歯を削り詰め物をするといった感じですが、もし虫歯を放っておけば悪化し、何度も通院する羽目になり、そしてそのぶん治療費用もかかります。
その間は歯は痛み、食事の際も痛くないよう注意を払い、歯医者に行く時間も作らないといけません。
歯のクリーニングだけであれば、1年に1,2回で済むし、それ以上の金額になるリスクは低い。
個人的にはその方が良いように思います。
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