怒りと向き合う、アンガーマネジメント

生活知恵袋

画像:ピクサベイジャック・ガイムド

福祉の業界にいると、利用者さんについイラッとしてしまうことがあります

他の職種でも同様かも知れませんが、何度優しく伝えても分かってくれないと、それが障がいだと分かっていながらもイライラしてしまいます

特に夜勤の仮眠中とかに起こされた時には、怒りの感情を抑えることが難しいのです

今回はそんな時に参考にしていた、アンガーマネジメントについて書きたいと思います

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アンガーマネジメントとは

そもそもアンガーマネジメントとは何か、それは自身の怒りの感情とうまく付き合うための技術です

けして怒らない聖人になるというわけではありません

怒りを感じたときの対処法を知りましょう

“怒り”を知ろう

背景を知ろう

人はなぜ怒るのかというと、自分の身を守るための防衛反応だからです

怒りとは突然湧き出てくるわけではなく、怒りという感情が出て来るに至った背景があるのです

例えば、

  • 職場の上司にひどく怒られて凹んで帰宅した時に、家族からのちょっとした苦言
  • 家事育児をすべて妻に押しつけている夫からの「ずっと家に居るのに部屋が片付いていない」といった文句の一言

これらは、ちょっとした苦言や文句にイラッとしたとして、その一言だけが怒りの原因というわけではありません

なぜなら、その前に上司に怒られて凹んでいたり、手伝ってくれない夫に落胆していたという背景があるからこそ、その一言をきっかけに怒りを感じます

怒りの性質を知ろう

怒りの感情には、4つの性質があります

箇条書きにすると以下の通りです

  1. 身近な対象ほど強く作用する
  2. 上から下に流れやすい
  3. 伝染しやすい
  4. エネルギーとなる

上から順に説明すると、

1,家族や友人に怒りを向けやすい(身近な対象ほど強く作用する)

2,親から子、上司から部下に怒りを向けやすい(上から下に流れやすい)

3,上司がイライラしていると、同じ空間にいる従業員もイライラしやすい(伝染しやすい)

4,嫌いな相手に言い負けないように勉強する(エネルギーとなる)

ということです

怒りを客観視しよう

怒りをなくすことはほぼ不可能です

しかし、怒りを客観的にみることは出来ます

怒りに振り回されてしまうと、なかなか客観的に見づらいので、

メモをとる怒りに点数をつける

といった方法で客観視しやすいようにしてみましょう

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