映画“いのちの停車場”を観た感想

生活知恵袋

Photo by Noom Peerapong on Unsplash

吉永小百合さんが主演の“いのちの停車場”を観てきました

なんとなく吉永小百合さんと広瀬すずさんが出ていると聞いただけで面白いのだろうと思ったので観ました

今回はいのちの停車場を観た感想を書いていきたいと思います

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冒頭

吉永小百合さんが演じる主人公、白石咲和子が緊急医療の現場で働いているシーンから始まります

大きな交通事故で多数の患者が運ばれ、咲和子が懸命に処置を施している際中、松坂桃李さん演じる野呂聖二が1人の少女を運び込みます

事故で怪我をおった少女ですが、現場は他の患者に対しても一刻を争います

野呂は痛がっている少女を見るにみかねて点滴を刺してしまいますが、医師免許のない彼は責任を問われます

そんななか咲和子は現場の責任者である自分が責任をとると言い、大学病院を辞め、金沢の自宅に戻りました

そして新しい勤め先となった、まほろば診療所

まほろば診療所で西田敏行さん演じる院長の仙川徹と、広瀬すずさんが演じる看護師の星野麻世と一緒に、在宅医療に携わることになりました

出てくる患者

この映画では、さまざまな患者さんが出てきます

印象的な場面と自分が感じたことを書いていきます

小児癌の少女

3回の抗がん剤治療を耐え抜いた少女

これ以上つらい治療を続けても治る見込みもないため、抗がん剤治療はもうしない方が良いという医師の意見

しかし、少女の親御さんは治る可能性を諦められない様子でした

しかし当の本人は自身の死をうすうす感じており、自分のせいで両親がケンカするのを見て悲しい気持ちになります

その病気をどう思っているか、どういうことをしたいのかは、患者と家族でもこんなにも違うのです

ゴミ屋敷で寝たきりの妻の看取り

脳出血から退院後、自宅で治療をする胃瘻患者である妻

そんな妻を最期まで世話をする夫ですが、なかなか片付けにまで手を回せずゴミが家に溢れるようになってしまいます

最終的には、まほろば診療所のメンバーで片付けをして綺麗になりました

でも、こういった家庭は現実にもありそうだなと思いました

介護は実際にやってみないと分からないのですが、とても大変です

ましては1人で看取るだなんで、そりゃあゴミの片付けにも手は回らないでしょう

映画だから良かったのですが、最悪の場合共倒れの可能性もあります

介護は終わりが見えづらいですから

主人公の昔のお隣さんである幼なじみの女性

癌を患い手術をするも、数年後に転移が見つかり再発してしまった女性囲碁棋士です

抗がん剤治療で髪が抜けてしまうのが嫌だと言っていた彼女のもとに、最先端医療の治験の話が来ます

主人公から勇気が貰えたと受けに戻りました

しかし、薬が合わなかったのか容態が急変し亡くなってしまいます

主人公は在宅医療で、彼女には抱擁以外にしてあげられることがほとんどなかったのですが、何が正しかったのだろうかと考えさせられました

息子が不在の親父さんの看取り

末期の膵臓癌である親父さん

高校卒業後家出をした息子に、最期まで会えないままでした

(意識が朦朧しているなか野呂が息子さんの代わりとなって話しかける場面はありましたが)

この映画で、特に感心したのが亡くなる人の直前の演技です

なぜここまで繊細に演じることが出来るのでしょうか

話し方や痰の絡み方、利用者の看取りをしていた時を思い出したくらいです

主人公のお父さん

主人公のお父さんは初めは元気なのですが、映画の後半で転倒してしまったことをきっかけに、どんどん悪い状態へとなっていきます

「あんな風には死なせないでくれ(主人公の母は寝たきりで点滴をした状態が長かったのです)」と主人公に何度も約束しようとします

医師として正しいことをするべきか、罪を犯してでも父の望むようにすることが正しいのか

父の望むようにしようと思う主人公ですが、最後はどちらを選んだのか分からないまま、映画は終わりました

感想

日本は安楽死を施すことは犯罪となってしまいます

たとえそれが父の最期の頼みであっても

じゃあ苦しみながら自然に死を待つのが良いのかと言われると、最期まで苦しまなければいけないなんて、自分だったら嫌ですね

どっちが正しいとは言えないのでしょう

だから最後は、曖昧なまま終わったのかなと思いました

ちなみに、鑑賞中は終始涙が止まらなかったので、最終的には鼻にティッシュ突っ込んでました

もしこの映画を観る時は、ハンカチやティッシュは必須です

それでは、読んでいただきありがとうございます

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