うつ状態と診断後、1年半過ぎた今、振り返ってみる

精神疾患について

鬱状態と診断されてから、1年と半年ほどが経ちました。

体調不調のピークは過ぎ、今はのんびりとした日々を過ごしています。だいぶ調子も落ち着いてきたので、当時を振り返ってみようかなと思いました。改めて書いてみようと思います。

スポンサーリンク

うつ状態と診断された当時

ヘロヘロの状態で初めて心療内科に行き、なんかのテストをしましたね。今のこころの状態を把握するためだったかと思います。家族のことも聞かれましたかね。何が原因かを探していたんでしょう。

“うつ状態”と診察された時、ショックもありましたがそれよりも、

「あぁ、やっぱり。」

と、腑に落ちました。その時すでに身体の調子がおかしいことは分かっていたので。

自分のこの状態のこと、これからのことは、家族のひとりには包み隠さず伝えました。自分以上に自分のことを心配してくれました。その点では自分は運が良かったです。

うつの治療開始

うつの治療開始。

抗うつ薬、不安や緊張を和らげる薬、胸焼けを抑える薬、薬手帳を見返すと色々飲んでましたね。この薬は1日3回、この薬は1日1回等、処方も状態に合わせて変わるので、管理が面倒くさかった笑

でも、自分まじめだなと思いながら、しっかり飲んでましたよ!(ちゃんと治したいし)

抗うつ薬は副作用が強いので、少量から飲み始め、少しずつ増やしていきます。飲み慣れたら薬増え、また飲み慣れたら増え、…という感じです。

副作用は結構つらいのですが、この時は疲労+副作用だったからか、すっっごく眠かったですね。

なのでほぼ1日中眠りっぱなしでした。(映画の“ツレがうつになりまして”のツレ状態でした。)

この時、家族には「薬の副作用で眠りっぱなしだけど、それが普通だから気にしないで。」と言っておきました。うつ病のことを知らない人は驚きますよね。

そんな状態で、改善の見通しが持てないまま、3~6ヶ月経ちました。

もう抗うつ薬の量が増えると、ほんと絶望してました。治すために飲んでるんですけど、本当にこれ(この状態が)治るの?とすごく不安でした。(だから自己判断で薬飲むの辞める人いるんでしょうね)

この時ほど、何もしてなかった時期はないかもしれません。してなかった、というより出来なかったですかね…。ただ息を吸って吐いてるだけなのに、吐き気や気持ち悪さがありました。

うつ、回復の兆し

うつと診断されて、1年ほどが経った頃です。

この頃は強い眠気はあまりなくなってきたので、無理のない程度で短期のバイトやボランティアにいったりしていました。

この頃から、なんとなく回復傾向なのかな?と思い始めます。

なぜなら昔から好きだった書道や読書が、久しぶりに楽しいと思えることに気づいたからです。

いきなりそれが出来るようになったというより、少しずつそう思えるように戻ってきたのだと思います。とっっっっっっっても長かったです。

そして今に至るまで、先生と相談しながら、抗うつ薬の量を少しずつ減らしています。

うつ状態と診断後、1年半過ぎた今、振り返ってみたまとめ

自分の目標は、抗うつ薬を飲まなくても以前のような状態に戻ることです。

そのためには、環境の改善や体調管理、筋力強化等、色々やるつもりです。

でも、案外うつ病になって良かったと思う自分もいます。

なぜそうかと思うと、うつ病のことはうつ病になったことのある人でないと、その人の苦労は根本的には理解できないと思うからです。

そして、今後どこまで頑張って、どこまできたらイエローゾーンであるかを、感覚的に自分は知っています。

失敗がなければ、成功もありません。

これからも、うつとは向き合って、最後にはお別れできるように精進していきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました